• 1955年:山口県宇部市生まれ.現在,広島県に在住.
    國學院大学 文学部 武蔵野美術大学 造形学部卒

    大学在学中からイラストレータとして仕事をする。
    松山俊太郎氏に師事する。



  • ウィルスから人間まで、あらゆる生物の多様性は遺伝子に記述された、情報である。
    世界を支配しているのは、実は記述なのだが、記述それ自体には、なんの意味も解釈もない。
    記述が情報へと変換されるだけだ。
    トラの美しい模様も、昆虫の金属的な外殻も、人の欲望も記述から産み出される。
    記述は、時間と淘汰によって変化する。変化が生き物を多様にする。

    私は、色によって世界を記述する。
    私は色の濃度を、絵の最小構成要素として使用する。
    要素が集まって、やがて全体を産み出す。
    それはDNAに記述された情報が、生き物を産み出す過程に似ている。

    私の作品に意味を与えてはならない。
    私の作品を理解しようと試みてはならない。
    ただ、私の作品を体験することだけが可能だ。
    私の作品もまた時間と淘汰によって変化する。
    あらゆるものが変化する過程のなかにある。







  • 1980年代から仕事の傍ら,100号以上の制作に取り組み始める.
    1994年:第3回公募「広島の美術」入選 作品:Wind No.4  広島市, 広島現代美術館
    1995年:第13回上野の森美術館大賞展 入選 作品:Wind No.442, 東京都, 上野の森美術館
    1996年:第4回公募「広島の美術」入選 作品:Wind No.400224, 広島市, 広島現代美術館
    1997年:第6回青木繁記念大賞公募展 優秀賞受賞 作品:熱帯雨林の終焉 No.4, 久留米市, 石橋財団石橋美術館
    1997年:第15回上野の森美術館大賞展 賞候補 作品:熱帯雨林の終焉 No.2, 東京都, 上野の森美術館
    1998年:藤原 晋とともに,広島市アステールプラザ市民ギャラリーで個展を開催.
    2001年:第19回上野の森美術館大賞展 入選 作品:熱帯雨林からの使者, 東京都, 上野の森美術館
    2001年:第7回公募「広島の美術」入選 作品:熱帯雨林からの使者(Evola Virus), 広島市, 広島現代美術館
    2002年:第20回上野の森美術館大賞展 入選 作品:異型の侵入13G, 東京都, 上野の森美術館
    2005年:グループ展をニューヨークの Amsterdam Whitney Gallery で6月3日-7月5日の会期で開催。
    2006年:初めての個展を、ニューヨークの Caelum Gallery で6月27日-7月15日の会期で開催。